ハミルトンが自伝本『Lewis Hamilton My Story』のフォトコールに出席


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2007シーズンにF1へ初参戦を果たし、4度の優勝と8度の表彰台入りを果たすなど鮮烈なデビューを飾ったマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は5日、自伝本『Lewis Hamilton:My Story』の発売を記念しロンドンで行われたフォトコールに出席しました。

1年前までモーターレース界以外では実質的に無名だったハミルトンの自伝には、2007シーズンの全レースの詳細がつづられています。


イギリスでのルイス・ハミルトンの人気は高いだけに、フォト・コールも盛況だったようです。

F1でワールドチャンピオンを狙えるドライバーというのは、デビューからして鮮烈です。

ミハエル・シューマッハも、デビューとなった91年のベルギーGPで、ジョーダン・フォードという中位グループのマシンにもかかわらず、いきなり予選7位を獲得しました。

当時のシューマッハも、間違いなく並のF1ドライバーでない雰囲気を、当時から漂わせていました。


一方のルイス・ハミルトンは、いきなりトップチームのマクラーレン・メルセデスから参戦と、前例のないデビューでした。

アイルトン・セナやミカ・ハッキネンといったF1下位のカテゴリーで活躍してF1にステップアップした名ドライバーでも、F1デビューは中位以下のF1チームからでした。

戦闘力の劣るマシンで上位チームのマシンを追いかけまわすことで、その存在感、実力をアピールしていました。

ハミルトンはいきなり勝つことを求められたわけですから、これまでにないプレッシャーがあったはずです。

しかし、ハミルトンは、レーサーは「勝つことが仕事」とシンプルに考え、冷静にグランプリを戦い抜きました。

まるでタイガー・ウッズのようです。

黒い上着を着たフォトコールでのハミルトンは、余計にタイガーウッズとオーバーラップして見えます。

来シーズンも、更なる活躍が期待されています。


ところで、自叙伝の中で、確執のあったフェルナンド・アロンソのことがどれくらい書かれているのか、興味深いところです。

そのアロンソは、ルノーの他、レッドブル、ウィリアムズ、ホンダ等、様々なチームからオファーがあるようです。

どのチームに行っても、今シーズンのマクラーレン・メルセデスより戦闘力が落ちるのは確実で、アロンソがどれくらい自分の実力で成績を押し上げるか、進化を問われそうです。



武藤英紀 アンドレッティ・グリーン・レーシングからIRLインディカーデビュー


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IRLインディカーの名門、アンドレッティ・グリーン・レーシング(Andretti Green Racing)の共同オーナーを務めるキム・グリーン(Kim Green)氏が1日、2007年シーズン王者のダリオ・フランキッティ(Dario Franchitti、スコットランド)に代わって、来シーズンから日本の武藤英紀(Hideki Mutoh)をドライバーに起用することを明らかにしました。

ベテランドライバーのフランキッティは、来季からNASCARに参戦する予定で、空席となったドライバーズシートにインディカーの下のカテゴリーにあたるインディプロ・シリーズ(Indy Pro Series)で新人賞を獲得した武藤が収まることとなりました。

武藤英紀についてグリーン氏は「ヒデキは(インディプロシリーズの)優勝を勝ち取れなかったが、非常にタフで争いの激しいシリーズの中、初参戦のオーバルトラックでとてもよくやっていた。それが彼のポジションアップに繋がったと思う。彼をマシンに乗せることができるのを嬉しく思い、願わくば次のレベル、つまりウィナーズサークル(表彰台)まで引き揚げたい」と期待を寄せています。


これは日本のモータースポーツ界にとって、かなり大きなニュースです。

これまでにもインディカーには、ロジャー安川、松田秀士、野田英樹、高木虎之介、中野信治、服部茂章、松浦孝亮と多くの日本人ドライバーが参戦していますが、今年のチャンピオンチームで名門のアンドレッティ・グリーン・レーシングからの参戦です。

これまで日本人ドライバーがF1やCARTといった海外の最高峰のレースに進出しても、あまりチームに恵まれていないのが常でした。

高木虎之介なんか、歴代の日本人レーサーの中でも最も実力のあったドライバーだと思いますが、当時はF1からホンダが撤退し、モータースポーツ人気が下降気味でした。

そのため、ティレルやアロウズといった下位チームにしか所属することが出来ず、高木虎之助本来のパフォーマンスを発揮することが出来ませんでした。

一方、現在スーパーアグリで頑張っている佐藤琢磨はBARホンダでF1デビューしましたが、これまでの日本人レーサーでは最も恵まれたチームだったと思います。

それでも、フェラーリ、マクラーレン、ルノーといったトップチームとは差があり、優勝争いには食い込めませんでした。


武藤英紀は、デビュー地点から優勝を狙えるポジションにいることになります。

これまでの経歴を見ても、武藤英紀は強運の持ち主と言えます。

フォーミュラ・ニッポンでも、野田英樹、高木虎之介、中野信治といった有力ドライバーを輩出してきた中嶋悟率いる名門「PIAA NAKAJIMAレーシング」に所属していました(結果はイマイチでしたが・・・)。

その翌年からインディ・プロ・レーシングに参戦。

順位の浮き沈みが激しいレース結果でしたが、新人賞を獲得。

更に、スポット参戦したIRL17戦で見事8位完走するとともに、ファーステストラップを記録しました。

武藤英紀は強運とともに与えられたチャンスで見事な結果を残し、アンドレッティ・グリーン・レーシングからの参戦を勝ち取りました。


中嶋一貴も、来期名門ウィリアムズから参戦する可能性が高くなっています。

中嶋企画出身レーサーが、F1、インディカーで同時に活躍する姿を是非見てみたいものです。

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