ホンダの燃料電池車「FCXクラリティ」 来年から日米でリース開始


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ホンダはLAモーターショーのプレスデーで、業界初となる乗用車型の燃料電池車「FCXクラリティ」を、2008年夏から米国でリースすると発表しました。

個人ユーザーを中心に月600ドル(約6万7000円)でのリース販売を予定しており、08年中に日本でもリースを始める予定となっています。

「FCXクラリティ」は、2005年6月に米国でホンダが個人ユーザー向けリース販売を開始した「FCX」の後継モデルです。

現行「FCX」のリース料は月額500ドルとなっており、これまでに35台を販売しています。

新モデルとなる「FCXクラリティ」は、ホンダ独自の燃料電池スタック「V Flow FCスタック」を採用し、更に水素や空気を縦に流す「V Flow(バーチカル・ガス・フロー)セル構造」と、水素・空気の流路を波形形状にした「Wave流路セパレーター」によって、最高出力が100kWに向上しています。

更に、電池の小型化と高性能化により、燃費性能は従来比20%増の水素1キロ当たり110kmに。

「FCXクラリティ」の燃料フル充填後の航続距離は、一般のガソリン車並まで引き上げられています。

更に電池の小型化はデザインの自由度を広げ、これまでのSUV(スポーツ用多目的車)型に代わり、乗用車ベースの車体に採用することが可能となりました。

「FCXクラリティ」のエクステリアには、レイアウト自由度を生かしたショートノーズの「ダイナミック・フルキャビン・セダンデザイン」を採用しています。

また、インテリアには初めて植物由来の新素材「Hondaバイオファブリック」を使用し、ここでも環境性能をアピールしています。

まさしく「FCXクラリティ」は、ホンダの燃料電池の技術力を世界に示す一台と言えそうです。


ガソリン代は、ついに150円台に入り、原油価格の情勢から更に高騰する可能性があります。

「FCXクラリティ」の量産化はまだまだ先で、ガソリンなどの化石燃料に頼らざるを得ない時代が、当面続くことになりそうです。

少しでも早くこれら次世代車の開発が進み、ガソリン依存から脱却したいものです。




ロサンゼルス・モーターショー2007のテーマ「環境」は大型SUVにも


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ロサンゼルスモーターショー(Los Angeles Auto Show)が14日から開幕します。

原油価格が1バレル100ドルの大台に迫るなか、自動車メーカー各社は環境に優しく、燃費の良い自動車を披露します。

ロサンゼルスモーターショーは、米国では毎年1月にデトロイトで開かれる北米国際自動車ショー(North American International Auto Show)に次ぐ大規模なイベントで、12日間の開催期間中におよそ100万人の来場者が見込まれています。

■高級車の都市、ロサンゼルス

総人口1600万人のうち約1400万人が自動車を運転し、1世帯当たりの自動車保有台数3.1台を誇る1万2500平方キロメートルの大都市圏ロサンゼルスは、高速道路が数百キロメートルにわたって縦横に走っています。

ビバリー・ヒルズ(Beverly Hills)やマリブ(Malibu)、ベルエアー(Bel Air)などの高級住宅地ではイタリア製高級スポーツカーや独製のリムジン、米国製の四駆などがよく見られます。

■今年のテーマは「環境」

ただカリフォルニア(California)州では現在、温室効果ガスの削減キャンペーンが行われているため、ロサンゼルス・モーターショー2007は、環境に配慮したモデルが展示されると見られています。

ガソリン代の高騰が原因で、フォルクスワーゲン(Volkswagen)ジェッタ(Jetta)のような、カリフォルニアの厳しい排ガス基準を満たすことができる新型ディーゼルを搭載した自動車が目玉となりそうです。

そのフォルクスワーゲンは今回、世界最小の自動車を発表する予定です。

また対抗車となるツーシーター「Smart Fortwo」は既に欧州数都市で成功を収めており、2008年初頭にも米国で販売を開始する予定で、既に3万台の注文が入っています。

過去50年間で95%から50%未満まで縮小した市場のシェアを巡って揺れる米自動車業界。

ロサンゼルス・モーターショー2007は、業界が低迷するなかで開催を迎えます。

日本車メーカーが先行したハイブリッド技術を、欧州車メーカーやアメリカビッグスリーが追いかけるという展開が、今年のロサンゼルス・モーターショー2007でも繰り広げられそうです。

GMは、BMWやダイムラー・クライスラー(現ダイムラー、現クライスラー)と共同開発した2モードハイブリッドシステムを、大型SUV「キャデラック・エスカレードハイブリッド」に搭載します。

低速はバッテリーのみで駆動し、高速運転時には6.0リッターV8エンジンが始動する仕組みで、市街地の走行燃費は50%節約できるというのが、売りになっています。

一方、日本勢のSUVでは、日産が08年にも市販予定の新型ムラーノを発表する予定です。

今なお街で見かけても、存在感を感じるムラーノのデザインです。

マイナーチェンジの位置付けで、新型ムラーノは更に洗練されたフォルムとなります。

ムラーノは、日本ではトヨタ・ハリアーの競合モデルと見られていますが、元々北米向けに開発された車で、高級ラグジュアリーSUVとした高い評価を受けています。



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