マツダ・ビアンテのライバル トヨタ・ヴォクシー/ノア


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マツダの新しいミニバン「ビアンテ」は、MPV、プレマシーの中間に位置するモデルです。

MPV、プレマシーともマツダらしいスポーティーなルックスと走りが好評ですが、トヨタ・ヴォクシー/ノアや日産セレナといったミニバンの中でも最も人気の高いカテゴリーである8人乗りトールタイプミニバンが、空席となっていました。

マツダの新型ミニバン「ビアンテ」は、まさしくこのカテゴリー向けに開発されたモデルです。


ただ、それだけにライバルは超強力です。

特に、トヨタ・ヴォクシー/ノアは、ビアンテにとって最大のライバルと言えます。

元々、バンタイプの乗用タイプミニバンというジャンルで、カテゴリーを確立したのはホンダ・ステップワゴンですが、トヨタが持ち前の技術力と販売力でこの人気ジャンルを席巻したのがヴォクシー/ノアです。

それだけに、あらゆる面でライバルを研究し尽くしており、新型ミニバンであるビアンテでも優位性を保つのは容易ではありません。


ヴォクシー/ノアの強みはミニバンとしての総合力です。

走り、経済性、積載性、ルックス等、全てにおいてライバルに比べ平均点以上の実力を持っています。


対するビアンテは、マツダらしくスポーティーさを前面に出しています。

シャープなデザインのヘッドライトを持ったフロントマスク、8人乗り箱型ミニバンとは思えないサイドビュー、安定感のあるリアビュー等、ビアンテのスタイルはスポーツ派にとって大いに魅力的です。

一方、前輪駆動となったノアにヴォクシーという兄弟モデルが加わった初代が大ヒットしたため、現在の2代目は先代のキープコンセプトとなっており、センターメーターも踏襲されています。
ちなみにビアンテもセンターメーターが採用されています。
ノアSi、ヴォクシーZSには、バルブマチックと呼ばれる新システムを採用したエンジンが搭載され、パドルシフトが採用されたのは、現行型の新トピックスです。
また、従来型ヴォクシー/ノアは5ナンバサイズ堅持で、ステップワゴン等大型化するライバルに比べて取り回しのよさが売りでしたが、2代目も基本は5ナンバーサイズとなっています。
ただし、ノアSi、SそれにヴォクシーZS、Zは、エアロパーツ装着により全幅1,720mmと3ナンバーサイズとなりました。
これに対しビアンテは、全長4715mm、全幅1770mm、全高1835mmと完全なる3ナンバーサイズとなっており、2リッタークラスミニバントップの室内空間を実現しています。
ビアンテはスポーティーなイメージを狙い、ヴォクシー/ノアに比べ全高は低いですが、全長、全幅はかなり大きくなっています。
ライバル関係を一言で比較すれば、取り回しのよさ等日常性能重視のヴォクシー/ノア、室内空間という機能重視のビアンテといったところです。
一方、CM戦略もヴォクシー/ノア、ビアンテで大きく異なります。
ヴォクシーが反町隆史、浅野忠信、布袋寅泰、ノアが酒井法子、佐々木蔵之介、相澤瑠星、名波海紅と、多少個性があるものの家族キャラクターを重視したCM展開をしているのに対し、ビアンテはあまり家族感のない劇団ひとりに最広(サイコー)ファミリーという新キャラを用意して対抗しています。

ビアンテの「ナノイー(nanoe)」と「アレルバスター」


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マツダが発売する8人乗りトールタイプ新型ミニバン「ビアンテ」。
ライバルとなるトヨタ・ヴォクシー/ノアや日産セレナ、ホンダ・ステップワゴンより一回り大きいボディサイズを採用し、ビアンテは2リッタークラス最大の室内スペースを確保しています。
エンジンは、排気量2.0リットルのDOHC直噴ガソリンエンジンと、マニュアルモード付き5速ATとの組み合わせとなる2.3リットルDOHCガソリンエンジンの2タイプを用意しています。
ライバルとの競合上、ビアンテの主力は2リッターエンジン搭載車になるものと思われます。

ただ、原材料価格高騰の影響もあり、ビアンテの価格は2.0リッター直噴(DISI)エンジン搭載のFF最廉価グレードの「20CS」が219万9000円、「20S」のFFが240万円、2.3リッターDOHCエンジン搭載の「23S」が265万円とやや高目となっています。
また、ビアンテにはトヨタ・ヴォクシー/ノアや日産セレナ、ホンダ・ステップワゴンといったガチンコライバルの他に、1.5リッターエンジン搭載の一つ下のカテゴリーながら8人乗りモデルを用意したホンダ・フリードという思わぬ伏兵ライバルも登場しています。


そんなビアンテが、躍動感のある個性的なスタイリングの他、室内面のウリとしているのが「ナノイー(nanoe)」と「アレルバスター」を採用したクリーンインテリアです。
清潔で快適な室内環境は、最近のニューモデルのトレンドとなりつつあります。
ビアンテも除菌効果のある松下電工の「ナノイー(nanoe)」でイオンを発生し、アレル物質(アレルギー症状の原因となるタンパク質)を抑制する松下電器産業の「アレルバスター」フィルターで空気の汚染を防ぐというシステムを採用しています。
更にビアンテは、消臭性天井や汚れが付着しにくい表面加工のシートでクリーン効果をアップさせています。

また、CMにも力を入れています。
ビアンテはCMのイメージキャラクターとして、タレントの劇団ひとりとオリジナルキャラクターである“最広(サイコー)ファミリー”を起用します。
ヴォクシー/ノアの他、日産セレナやホンダ・ステップワゴンがいかにも一般的なファミリーをイメージしたCM作りをしているのに対し、ビアンテは劇団ひとりと“最広(サイコー)ファミリーで個性を前面に出したCM戦略を展開します。

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