アロンソ ハミルトンの年間王者の可能性について語る


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F1に参戦しているルノー(Renault)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)は、ライバルのマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が、2008年シーズンの年間王者になる可能性があると語りました。

2007年シーズン、マクラーレンに所属しハミルトンとの辛らつな関係に1年間耐え続けた末、最終的に古巣のルノーへと復帰したアロンソは、英BBCのインタビューの中で2年目のハミルトンの優勝の可能性について聞かれ「おそらくできるだろう。1年間の経験を積んで、物事が簡単に思えてきているはず。それが彼のアドバンテージになるだろう」と話しています。

またアロンソは「1年経てば、コースやレースの進行具合もわかるようになる。それにプレッシャーにも対処できるようになる。つまり昨年に比べて圧倒的なアドバンテージが彼にはある」とも話しています。

2007年シーズンのハミルトンは、1ポイント差でフェラーリ(Ferrari)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)に優勝をさらわれましたが、ハミルトンは持ち前のハイペースで見る人の度肝を抜き、4度のシリーズ優勝を経験しました。

しかしその一方でアロンソとの関係もハミルトンのクールな振る舞いと同様に決裂していき、チームもスパイ事件へと巻き込まれていきました。

先にハミルトンの優勝の可能性について語ったアロンソですが、優勝候補の本命にはライコネンを推しています。

アロンソは「フェラーリの二人とマクラーレンの二人が優勝を争うことになるだろう。しかしもし一人に絞れと言われれば、ライコネンを挙げる。彼は現世界王者であり、2008年シーズンも彼が優勝することになるだろう」と話しています。


アロンソの2008年F1展望には、これといった新鮮味はありません。

これまでの合同テストの結果を見ていると、フェラーリの強さは圧倒的です。

昔のフェラーリは、オフシーズンのテストでは敵なしでもいざGPが開幕するともたつくという伝統がありましたが、シューマッハの加入以来、そんな悪しき伝統は無くなりました。

今年のGPがフェラーリ中心で進む展開は、F1ファンなら容易に予測出来ます。

フェリペ・マッサもいますが、やはりワールド・チャンピオン最有力は、速さとともに強さを兼ね備えたキミ・ライコネンを挙げるのが順当なところです。

一方、少しフェラーリに少し水をあけられた感のあるマクラーレンですが、ルイス・ハミルトンの実力は昨年1年間の活躍で実証済みです。

ハミルトンが2008年シーズンでも優勝する確率は、極めて高いと言えます。


結局、アロンソが言いたかったのは、ルノーではとても優勝争いに食い込めないということなのでしょうか。

しかし、ルノーがフェラーリやマクラーレンに次ぐポテンシャルを有している可能性が高いだけに、ネルソン・ピケJrとともに、ドライバーの力量でフェラーリ、マクラーレンを追い回す走りを期待したいところです。
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