ハミルトンへの差別行為でスペインGP開催中止の可能性


スポンサードリンク


スペイン・スポーツ上級評議会(CSD)は現地5日、同1日から3日にかけてスペインのバルセロナ(Barcelona)で行われたF1テストでマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が、スペインのファンから人種差別的な行為を受けた件について、英文化・メディア・スポーツ省からの情報を待っていることを明らかにしました。

この件に関して国際自動車連盟(Federation Internationale de l’Automobil、FIA)は同4日に、2008年シーズンにスペインのバルセロナとバレンシア(Valencia)で開催される予定の2大会を中止にする可能性もあると警告を発しています。

英国のゲリー・サトクリフ(Gerry Sutcliffe)スポーツ担当大臣は、近年スペイン国内で英国出身のスポーツ選手に対する人種差別的な侮辱があることを指摘し、同4日に国際自動車連盟とスペインのハイメ・リサベツキー(Jaime Lissavetzky)スポーツ担当大臣に対し、自身の懸念事項を文書にして送る予定であることを明かしました。

一方、スペイン・スポーツ上級評議会の広報担当者は、「この問題に関しては現段階で手紙もその他による通知も何も受けていない。もし何か通知があれば適切に応じるつもりです。またもしその手紙がリサベツキー氏宛ての親書であれば、サトクリフ氏へ個人的な反応があるであろう」と語っています。

スペインのファンが行った行為は、昨季マクラーレン・メルセデスに所属し、ハミルトンとチャンピオンを争ったスペインの英雄、フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が結果的にマクラーレンを去ることになってしまったことへの報復行為と考えられています。

バルセロナテストでは、黒いかつらに黒く化粧をし、表にはハミルトンの家族、また裏にアロンソ、ナンバー1と書かれたTシャツを着た観客のグループから、ハミルトンがピットを去る度に侮辱的な行為が繰り返されました。


まさしく最低な行為です。

ハミルトンが、意図的にアロンソを追い出したのなら多少のブーイングは避けられないところですが、外から見る限り、ハミルトンはチーム内のゴタゴタに冷静に対処していました。

仮にハミルトンに問題があったとしても、今回のような侮辱的な行為は許されません。


スペインでは、4月27日にバルセロナで行われるスペインGPだけでなく、8月24日にもバレンシアでヨーロッパGPが開催されます。

一部の心無いファンのせいで、2つのGPが開催されなくなったら一大事です。

地元カタロニア警察も、サーキットと協力して対応策を考えるとしています。

しかし、スペインではサッカーでも同様の人種差別行為が繰返されています。

今月中旬にもスペインでF1の合同テストが開催されますが、今回のような騒ぎが再び起きないか、大いに懸念されるところです。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。