ギャランの新5ドアのコンセプトカー「プロトタイプ−エス(Prototype-S)」がジュネーブ自動車ショーに登場


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三菱自動車は、3月4日から16日まで、スイス・ジュネーブのパルエクスポで開催される第78回ジュネーブ国際自動車ショー(Salon International de l'Auto in Geneva)に、ギャラン・フォルティス(欧州ではランサー)の新5ドアのコンセプトカー「プロトタイプ−エス(Prototype-S)」を、ジュネーブ自動車ショーに参考出品することを発表しました。


プロトタイプ−エス(Prototype−S)は、ランサーエボリューション](欧州名ランサーエボリューション)や、デトロイトモーターショーで発表されたランサーラリーアートと同じく、ギャラン・フォルティスをベースに開発された5ドアハッチバックモデルです。

フロントノーズは、ギャランと同様「フロント台形グリル+逆スラントノーズ」のいわゆる三菱顔ですが、全体のフォルムはワイド&ローを強調した、スポーティーなデザインとなっています。

プロトタイプ−エス(Prototype-S)に搭載されるエンジンは、ランサー ラリーアートと同じく新開発の2リッターMIVEC4気筒 DOHCインタークーラーターボ付きで、最高出力240PSとなっています。

また、2ペダルM/TのツインクラッチSST(スポーツ・シフト・トランスミッション)を組み合わせて高効率トランスミッション低燃費と走りの楽しさを両立するとともに、駆動系には走行状況に応じて前後輪へ伝達される駆動力を最適に配分し、操舵応答性とトラクション性能を高次元で両立させるACD(Active Center Differential)によるフルタイム4WDを採用しています。

スポーティーな5ドアハッチバックは、欧州で人気のカテゴリーだけに、プロトタイプ−エス(Prototype−S)は海外市場をメインターゲットとしています。

プロトタイプ−エスが市販化された場合、最大のライバルとなりそうなのが、マツダの新型アテンザ5ドアハッチバック。

現行型アテンザも5年以上前のモデルとは思えないフォルムですが、新型アテンザのデザインは大きく進化しています。

走りの方も、大きく進化しているのは間違いないところです。

ただ、「プロトタイプ−エス(Prototype-S)」のフォルムもかなり革新的です。



「三菱の5ドアハッチバック」で思い出されるのは、ギャランスポーツです。

7代目ギャランの5ドア(輸出用)にRVのアクセサリーを追加して、GTの走りとRVの遊び心を併せ持つ「GTRV」をキャッチフレーズに登場したギャランの派生モデルでした。

しかし、もともと不人気の5ドアに奇抜さをプラスした「ギャランスポーツ」が売れるわけは無く、フルモデルチェンジを機に早々に消滅しました。

当時の5ドアハッチバックは、あくまで4ドアセダン派生といった感じで、「ギャランスポーツ」のベースとなった欧州輸出用ギャラン5ドアにもあまり魅力はありませんでした。

しかし、プロトタイプ−エス(Prototype−S)や新型アテンザスポーツには、ベースモデルにない華やかさがあります。

それだけに、「プロトタイプ−エス(Prototype-S)」が国内で発売され、新型アテンザと販売を競うようになると、日本で不人気と言われ続けた5ドアハッチバック市場が大いに注目を集めそうです。
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