クライスラー復活への厳しい道のり 最高1万人の追加リストラへ


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米自動車大手クライスラー(Chrysler)は1日、北米市場の縮小に伴い、8500人-1万人の工場従業員と、1000人の事務職員を削減すると発表しました。

ダイムラー・クライスラー時代の2月には、3年間で全労働力の16%に相当する1万3000人(工場従業員1万1000人、他2000人)を削減するリストラ計画を発表していたが、米投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメント(Cerberus Capital Management)傘下に入って初となる今回のリストラ計画で、削減人数がさらに上積みされます。

さらに、クライスラーは契約社員の37%を削減し、残業も全従業員を対象に削減します。

クライスラーは今回の削減について、業界全体の販売台数の低迷に伴う「調整」と説明しています。

一方で、同社は4車種の生産を中止し、新たにハイブリッド車2車種を含む4車種を投入すると発表しています。


まさしく、経営状況が厳しい企業が行う典型的なリストラパターンです。

ダイムラーとの提携を解消したばかりですが、クライスラーの動きは先行きにかなり不安を感じさせます。

業界全体の低迷としていますが、10月の全米自動車販売が全体で2.7%の減少だったの対し、クライスラーは12%もの二ケタ減となっています。

逆にトヨタは0.5%増、ホンダも0.2%の微減と、日本メーカーは善戦しており、トヨタと鮮烈な販売競争を繰り広げているGMも0.4%減で踏みとどまっています。

確かに日産やマツダといった日本メーカーも、大規模なリストラを敢行しそこから這い上がってきました。

しかし、ルノーのカルロス・ゴーンやフォードといったバックボーンが、日産やマツダの復活に大きな影響を果たしました。

逆に、今ではマツダがフォードを技術面でサポートする場面も増えています。


しかし、クライスラーは米ビッグ・スリーの一角だけに、あのダイムラーでも影響力を発揮することは、ほとんど出来ませんでした。

クライスラー復活の道筋は、かなり厳しそうです。



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