スバルとダイハツがOEM供給拡充 トヨタグループの連携強化


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スバル(富士重工業)は、それまで筆頭株主だったGMの不振を受け、2005年にトヨタが筆頭株主になりました。

それ以降、スバルの米国工場で中型セダン「カムリ」の生産を委託したり、スバルとトヨタ共同でスポーツカーの開発に着手する等、提携効果を上げる努力を続けていました。

今回、ダイハツという子会社とのOEM供給拡充に乗り出し、トヨタグループ全体の底上げ効果を狙います。


ダイハツからスバルへは軽自動車、小型車のOEMが行われます。

現在、スバルにはステラ、R1、R2など5台の軽自動車がありますが、正直パッとしません。

別にクルマの性能自体が悪い訳ではなりません。

スバルは、ステラの前身であるプレオやレックスといったクルマの頃からスーパーチャージャーを使い、独自色の濃い軽自動車を展開していました。

技術屋のイメージが強いスバルらしいクルマでしたが、加速性能ではスズキやダイハツのターボ勢に劣り、エンジン音も含めたフィーリングもイマイチでした。

しかし、シャーシを含めたボディ全体の出来はすばらしく、特にプレオは当時の軽自動車の中で抜きん出た品質感を有していました。

当時、品質面でライバル車を圧倒していた同社のレガシィーと、イメージ的に重なる部分がありました。

ただ、「スバル=水平対向エンジン」のキャッチがあまりにも強過ぎたためか、通常のエンジンにスーパーチャージャーを積んだプレオは、商品力が弱過ぎました。

広い室内空間が売りのステラも、自動車評論家の高評価に比べ販売台数は低空飛行を続けています。

デザインが売りのR1、R2も、三菱のアイやスズキセルボといったライバルに太刀打ちできない状況です。

R1が走っている姿などは、見かけた記憶がありません。


一方のダイハツはムーブ、タント、ミラ、コペン、エッセ、アトレー、ソニカ、maxと2006年軽bPに相応しいラインアップです。

元々すばらしかったダイハツ軽自動車の内装は近年更に進化し、他メーカーの軽自動車を圧倒しています。

東京モーターショーではコペンの後継と見られるコンセプトカーも登場しました。

現在唯一の軽スポーツカー、コペンに次期モデルの存在が確認されたことは嬉しい限りです。

ダイハツの軽自動車がスバルにOEM供給されることは、販売の核となる軽自動車が欲しいスバル、軽自動車bPを維持するためスバルチャンネルを活用したいダイハツ双方にとって、かなりメリットが大きそうです。

ただ、スバルは既に、ダイハツから小型車「ブーン」のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受け、今秋から欧州市場で「ジャスティ」として売り出すことを決定しており、これが日本市場にも投入される可能性もあります。


一方、スバルからダイハツへは2000cc級の中型車がOEM供給される見込みです。

スバルがフラッグシップのレガシィを供給するとは、考えにくい状況です。

となると、新型インプレッサかフォレスターですが、フォレスターはエスクードと被ってしまいます。

やはり、新型インプレッサのOEM供給が順当なところでしょうか。

スバルも、新型インプレッサを少しでも多く売りたいでしょうし・・・。


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