ライコネン中国GP優勝 ハミルトンまさかのリタイア


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F1第16戦・中国GP(Chinese Grand Prix 2007)、決勝で、フェラーリ(Ferrari)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が1時間37分58秒395を記録し、シーズン5勝目を飾りました。

このレースでワールドチャンピオン決定の可能性があったマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンはまさかのリタイアでノーポイント。

同じマクラーレン・メルセデスのフェルナンド・アロンソは2位に入り、ワールドチャンピオン争いは最終戦のブラジルGPに持ち越しとなりました。


それにしても驚いたハミルトンのピットレーンでのコースアウト。

勿論タイヤのトレッドが剥がれているという外的要因があったのは事実ですが、それにしてもピットレーンであんなにはみ出してしまうなんて・・・。

レース後のインタビューで、ハミルトンはトレッドが剥がれている状況に気付いていなかったとコメントしていました。

ただ、その状況に気付いていなくても、タイヤに優しいドライビングが身上のハミルトンだけに、冷静な心理状態ならコースアウトはしなかったような気がします。

ライコネンによって、コース上で初めてオーバーテイクされ、更にチームメイトで最大のライバルであるアロンソに猛追された中でのピットイン、しかもワールドチャンピオン獲得を賭けた大一番、さすがの超大物ルーキーも少し焦っていたのだろうと思います。

これで首位のハミルトンが107ポイント、アロンソ103ポイント、ライコネン100ポイントとなり、ライコネンにもワールドチャンピオンの可能性が出てきました。

依然ハミルトン有利は変わりありませんが、最終戦のブラジルも雨の多いサーキットだけに、何が起こるか分かりません。


日本勢は全体に低調でしたが、そんな中やはりホンダのジェイソン・バトンが際立つ走りを見せてくれました。

雨の中でも全く危なげないレース運びで、しっかりと5位をキープしてくれました。

ホンダのマシンが今期以上に戦闘力が落ちることはあり得ないだけに、来シーズンのホンダ+バトンが今から楽しみです。


一方、トヨタのラルフ・シューマッハ。

来シーズンのシート獲得に向けて、アピールしなければならないのは分かりますが、もう少し大事にいって欲しかったですね。

そのトヨタは、今期限りでマクラーレンから出ることがほぼ確実なフェルナンド・アロンソを狙っているようです。

ルノーもアロンソの復帰を狙っているようで、その動向は大いに注目されます。


また、今回の中国GPで4位に入り、前回の日本GPに引き続きその非凡な才能を見せつけたセバスチャン・ベッテル。

チームメイトのリヴィッティも6位に入っており、トロロッソのマシン自体の戦闘力も大いに上がっているようですが、ベッテルの速さには光るものがありました。

来シーズン上位チームに移籍すれば、台風の目となりそうです。


■決勝結果

1位:キミ・ライコネン/フェラーリ - 1時間37分58秒395
2位:フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)/マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes) - 1時間38分08秒201
3位:フェリペ・マッサ(Felipe Massa)/フェラーリ - 1時間38分11秒286
4位:セバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)/トロ・ロッソ(Toro Rosso) - 1時間38分51秒904
5位:ジェンソン・バトン(Jenson Button)/ホンダ(Honda) - 1時間39分07秒061
14位:佐藤琢磨(Takuma Sato)/スーパーアグリ(Super Aguri) - 1周回遅れ
17位:山本左近(Sakon Yamamoto)/スパイカー(Spyker) - 3周回遅れ


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