キミ・ライコネンがブラジルGPを制し初のワールドチャンピオン獲得???


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F1第17戦・ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2007)、決勝で、3番グリッドからスタートしたフェラーリ(Ferrari)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)は、1時間28分15秒270を記録してシーズン6勝目を挙げ、ドライバーズポイントを合計110ポイントに伸ばし、自身初の年間王者に輝きました。


レース中盤まで、予選でポールポジションを獲得した同じフェラーリのフェリペ・マッサ(Felipe Massa)に先行を許す展開。

しかし、ライバルとなるルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソが、マシントラブルといった不運も重なり本来のレースが出来ない中、冷静に勝機を伺っていました。

そして2回目のピットインでのタイミング。

先にマッサがピットインしている間に、自己ベストを更新し続け、ピットアウトのタイミングで見事トップに立ちました。

まさしく「アイスマン」のニックネームを持つライコネンらしい完璧なレース運びでした。

ブラジルGP優勝でライコネンは今期6勝目と、ワールドチャンピオンにふさわしい数字を残しています。


一方の、ランキングトップで最終戦を迎えたマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、レース開始直後でのフェルナンド・アロンソとのサイド・バイ・サイドでまさかのコースアウト。

画面で見る限り、アロンソが幅寄せしたような形跡は無く、ハミルトンのミスのようでした。

スーパールーキー、ハミルトンでも重圧を感じていたのでしょうか。

更に、7週目でギアボックスが一時的に故障し、18位まで順位が落ちるという信じられない状況・・・。

しかし、その後ハミルトンは3ストップ作戦でオーバーテイクショーを繰り返し、最終的に7位まで盛り返しました。

最後の最後まで攻め続けた走りは、さすがハミルトンといったところです。


それにしても、気になる情報が流れています。

BMWザウバー(BMW Sauber)とウィリアムズ(Williams)が、競技規定に違反している燃料を使用している可能性があり、両チームのドライバーの失格もあり得るというのです。

ブラジルGPは、ウィリアムズのニコ・ロズベルクが4位、BMWザウバーのロベルト・クビサとニック・ハイドフェルドが5位、6位だったため、もし失格になればハミルトンが7位から4位となり、ポイントでライコネンを上回ってワールドチャンピオンを獲得することになります。

もし本当だとすれば、ドラマチックな歴史に残る好レースに、後味の悪い結果が残ることとなります。


失格になった場合、同じウィリアムズで10位完走した中島一貴の結果も残らなくなります。

確かにこのレースでのウィリアムズのポテンシャルは、これまで以上に高かったように感じました。

一貴も予選でもう少し良い位置に付けていたら、十分にポイントを狙えたはずでした。

また、ピットインではピットクルーに接触して負傷させるという、痛恨のミスもしてしまいました。

ウィリアムズ・トヨタでの中島一貴の走り、来シーズンも見たいのですが・・・。

マッサ 母国ブラジルGPで2年連続ポールポジション


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F1第17戦・ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2007)の予選で、フェラーリ(Ferrari)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)が、ベストラップ1分11秒931を記録し母国GPで2年連続、シーズン通算6度目のポールポジションを獲得しました。


ワールドチャンピオン争いから脱落していたフェリペ・マッサが、地元で意地の走りを見せました。

全17戦中で6度のポールポジション獲得は、マッサのここ一番の速さを示しています。

マッサの弱点は、サーキット毎にその速さにムラのあるところ。

苦手なサーキットでは、びっくりするくらい遅い。

チャンピオン最有力候補のハミルトンは、どのサーキットでも安定したポテンシャルを発揮していました。

マッサは、2010年までフェラーリとの契約を延長しました。

速さは十分あるだけに、安定感が増せば来期以降、マッサは十分にワールドチャンピオンを狙えそうです。


中島一貴は、残念な結果となりました。

前日のフリー走行2回目では8番手のタイムを記録、チームメイトのニコ・ロズベルクと遜色ない速さを示していただけに、19番手のポジションは本人も不本意でしょう。

ただ、中島一貴は追い上げる走りが出来るだけに、本戦での巻き返しに大いに期待したいところです。


一方の佐藤琢磨は、結果的に中島一貴より一つ上の18番グリッドを獲得し、先輩としての貫禄を示しました。

残念ながら、予選2回目には進めませんでしたが、チームメイトのアンソニー・デビットソンを上回りました。

最近、佐藤琢磨はデビットソンに予選の速さで遅れを取っていただけに、検討したと言えそうです。

■予選結果

1位:フェリペ・マッサ/フェラーリ - 1分11秒931
2位:ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)/マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes) - 1分12秒082
3位:キミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)/フェラーリ - 1分12秒322
4位:フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)/マクラーレン・メルセデス - 1分12秒356
5位:マーク・ウェーバー(Mark Webber)/レッドブル(Red Bull) - 1分12秒928
18位:佐藤琢磨(Takuma Sato)/スーパーアグリ(Super Aguri) - 1分14秒098
19位:中嶋一貴(Kazuki Nakajima)/ウィリアムズ(Williams) - 1分14秒417
22位:山本左近(Sakon Yamamoto)/スパイカー(Spyker) - 1分15秒487


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